革のバッグが時間とともに色を深めていくように、キャリアや人生も少しずつ変化を重ねて味わいを増していく。
まだ20代と若い三輪さんにとって、その深まり方は未知数だ。
三輪さんはTIDEWAY原宿店のスタッフとして接客に携わりながら、映像クリエイターとしても活動してきた。
きっかけは意外なほど日常的だ。
「彼女へのプレゼントを探してお店に入ったのが最初でし
た。雰囲気がすごく良くて、接客してくれたスタッフさんも
素敵で。その後インスタの募集を見つけて、思わず応募し
ていました」
一方で、映像制作は独学で身につけた。YouTubeやオンライン教材を見ながら編集ソフトを覚え、ポートフォリオを作成して営業活動も自ら行った
。SNSマーケティングのベンチャー企業での経験は、スピード感と柔軟性を求められる現場だったという。
フリーランス時代には、インボイス制度への対応や、クライアントとの契約交渉にも向き合わなければならなかった 。
決して順風満帆ではなかったが、その経験が
「作るだけでなく届けるまで責任を持つ」という今の姿勢を支えている。
プライベートではフィルムカメラに夢中だ。メルカリで安
く手に入れたカメラを片手に、休日はポートレートや街
の風景を撮影して歩く。
光の具合や露出を失敗してしまうこともあるが、その予測できなさも楽しみのひとつだという。
20 代を駆け抜ける三輪さんは 、まだ始まったばかりのキャリアの中で、映像や写真、革のものづくりといった多彩な世界に触れながら歩みを進めている。
未来の三輪さんがどんな景色を描くのかはまだわからない。時間とともに革が色を深めるように、彼の人生もまた、これからもっと豊かに彩られていくに違いない。
三輪さんが愛用している
OIL SHRINK BOSTON
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